2019年6月14日

【不動産購入】 賃貸業者へのヒアリング注意点

スタッフコラム(重原)

この記事は 2分56秒 程で読んで頂けます。

皆様いつもお世話になっております。投資開発事業部 重原です。
売買仲介の担当者として、日ごろの動きの中で気づいた点などをコラムとしていきたいと思います。
 
皆様の収益物件の売買に少しでも役立てれば幸いです。
 
今回は、「物件購入する際に行う賃貸業者へのヒアリング注意点」についてコラムとさせて頂きます。
 
物件を購入するときには、場所、物件価格、利回り、建物のスペック、銀行の融資等、検討事項がたくさんあるため、納得と妥協点のバランスを取りながらご検討、意思決定をされている事かと存じます。
 


また特に賃貸付については間取、賃料帯、駅距離、駐車場 設備等々、検討すべきことが多くあります。
土地勘のないエリアで物件を具体的に検討する段階に入った際には、近隣業者へのヒアリングをしたい方やされている方も多いでしょう。
 
弊社でも物件を新しいエリアで物件を検討する際には、エリア市況をリサーチして、市況における物件の状況を把握し、改善点を洗い出します。
 
物件のことや周辺の市況のことを深く知ることは、取得してから物件を運営していく上で非常に重要です。
 
ですが、ヒアリング時には気を付けて頂きたいことがございます。
 
物件情報には、インターネットに公開されているものや、業者や関係者から直接紹介された水面下のものがあります。
特に業者様から直接紹介された物件においては、近隣には知られずに売却したいなど様々な事情から、管理会社や近所の不動産業者にはあえて相談していないケースが多くあります。
 
ヒアリングをする時は近隣の賃貸仲介業者さんを中心にされると思います。
賃貸業者や、管理会社は表立っては賃貸仲介、賃貸管理がメインの業務にしていますが、賃貸専門でも売買物件を扱うことは可能です。


 
ヒアリング時にいくら物件を特定できないように伏せていても不動産業者はそのエリアの物件について精通しておりますので、大体のことを聞けばどの物件のことを聞いているのかは、ピンときます。
 
売却することがわかれば、
 
「あの物件売却されるんですか?」
 
「お客様がいますのでウチにも仲介させてください」
 
「いくらで商談があるんですか。それより高く買うお客さんを知っています」等
 
物件の情報が逆流してしまい、売主、買主、仲介業者に混乱が生じることがあります。
 
そうなると売り止めになってしまったり、金額が吊り上ってしまったりなど、せっかく纏まりそうだった商談がブレイクした事例があります。
 
不動産の売買はデリケートな情報が非常に多く、関係者の信頼関係で成り立っている要素が強いです。
ヒアリングをしたいというときは、事前に紹介頂いた仲介業者様にどういったことが知りたいのか、どのように調べればよいのか相談することをお勧めいたします。

 

お問合せメールアドレス  shigehara@hibiki.co.jp
 
 
 
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